代表北村のほわっとコラム
2017.6.5
WebやSNS栄えする写真・ホームページ用写真撮影のコツを紹介!Instagramでミニチュア風写真を作る方法も!
今日も街のホームページ屋さんリコネクトのホームページ、代表北村のほわっとコラムをご覧いただき、誠にありがとうございます。
株式会社リコネクト代表取締役の北村です。
今回は、先日、広島で活躍されているプロのカメラマン、フォトグラファーの方をお招きして行った勉強会(コーヒーとIT@広島現代美術館)で学んだことを中心に、ホームページ制作やWeb活用・SNSに欠かせない「写真の撮り方」についてご紹介します。
高級なカメラでしか使えないコツではなく、スマートフォンの写真撮影でも十分に役立つポイントです。
「自然編」「食べ物編」「人物編」の3部に分けてポイントを説明します。
自然編
カメラの通常設定より少し明るく
自然や風景を撮影する際は若干明るめにするだけでかなりいい写真っぽくなります。
自分が動いてベストポジションを捉える
つい今いる場所からカメラの角度や向く方向でアングルを調整しがちですが、自らが動いていいアングルを見つけましょう!ということですね。
ホームページ素材でよく必要となる建物の外観などはなんだかんだ言って正面が一番ベスト、内観は広く見せたいという場合が多く入口が狭くて全体が撮り切れないということも多いかと思いますが、椅子などを使ってより高い位置から覗き込むように全体を撮影すると、より空間を広く撮影することができます。
三分割構図を意識
フォトグラファーの先生に「今日はこれだけを覚えてもらえればいい」と言われた写真撮影のコツです。
図のように、カメラの画面に縦2本横2本の線を入れて、縦横それぞれ3分割するイメージを持ちます。そうした場合の腺線と線線の交点に被写体を置けばよりカッコよくバランスのよい写真が撮れるというものです。
また、線と平行になるように被写体・風景を重ねることでも、きれいな写真が撮れます。
この技法は、以下「食べ物編」「人物編」にも共通して言えることなので、最重要ポイントかもしれません。
ちなみに、iPhoneですと、「設定」-「写真とカメラ」の「カメラ」欄にある「グリッド」をONにすれば、カメラにこの三分割構図の線が表示されます。もう僕は三分割構図の虜なので、ずっとグリッドONの設定です(笑)
下記、フォトグラファーの先生が撮影された写真です。
全体が三分割構図にはまっているように見えますよね!
人物も左下の交点や右の縦ラインに位置していて、全体としてバランスよく、かっこよく見えます。
すごい!!
食べ物編
可能であれば光を活用
自然光がベストですが、自然光が無い場所であれば簡単なライトでもよいので、とにかく光を入れたほうがおいしく見えます。
光の当たる角度ですが、食べ物の後ろ斜め45度がベスト、真後ろでもOKです。
主役(メイン)やおいしそうなポイントにピンとを合わせる
このポイントですが、撮りたいものにフォーカスすることをおおげさに、つまり、まわりはボケてもいいくらいということです。
アップで撮る
よくお皿や小鉢など、全体を撮ろうとしがちですが、撮りたいメインの食べ物をフレームから見切れるくらいドアップにして撮影するとおいしそうに見えます。もちろん、お皿や全体の雰囲気がよく、全体を撮りたい場合もあると思いますので、そういった場合はまた違ってくると思いますが、とにかく、おいしそうに撮りたいという場合はドアップです!笑
下記、フォトグラファーの先生が撮影された写真です。
いやぁ~本当に素敵ですよね!
かわいいと思うメインのケーキを手前に大きく見せてアップに撮影、その他の食べ物はあえてきちんと見えなくてもいいという・・・センスのある写真だな~。光もバッチリ後ろ斜め45度くらいから差し込んでいますね(笑)
人物編
「笑って」「はいチーズ」などで笑えない人には会話をしながら撮影
これはよく言われていることかもしれませんが、けっこう「はい撮りますよ~」「はいチーズ」って言っちゃいますよね。そうすると決め顔になって堅くなりがちですよね!?笑
Webコンテンツで必要な写真って自然な笑顔だったり、日常の雰囲気だったりすることが多いので、撮影者も会話を入れながら、「いま撮ってるの?」くらいに思われる感じで撮影するとよいでしょう。
カメラ目線以外も撮影
被写体が何かを見ていたり、何かをしていたりする場合、必ずしもカメラ目線がベストというわけではないということですね。そして、下記にも挙げていますが、人の写真は風景や自然の写真と違い、多くのバリエーションを撮影することで、後々「いい写真が撮れていた」となる場合もけっこうあります!笑
黒目に光が入ると生き活き見える
このポイントは、撮影の中で狙うには少し難易度が高いですね。撮影後の加工などで軽くアクセントを入れることも多くありますね。
とにかくたくさん撮る!(連写)
人物は表情の変化や動きも多いため、一発でよい写真を撮ることはとても難しいので、とにかくたくさん撮る!連写モードなどを利用してたくさん写真を撮り、後から「ベストな瞬間」が撮れている写真を探す、ということですね!
小さい被写体(子供や動物など)は撮影者が姿勢を下げる
「目線を合わせる」ということですね!これは意外とできていないことが多く。自分より低い位置にいる被写体を立ったまま上から撮影してしまうことが多いと思います。目線が合うようにかがんで、同じ目線で撮影するとよりリアルで等身大のイメージを出すことができます。
下記、フォトグラファーの先生が撮影された写真です。
背丈の低い小さな被写体に目線を合わせるという意味とは少し違うかもしれませんが、フォーカスがしっかり被写体の目線に合っていますよね!そして、決してカメラ目線ではなく、横からのアングルですが、とっても自然な雰囲気が撮れていますよね!いや、本当にすごい撮影力です!
【番外編】簡単3ステップ!Instagramでミニチュア風写真を作る方法
フォトグラファーの先生に伝授してもらったInstagramでの写真のおもしろ加工技!「ミニチュア風写真を作る方法」を紹介します。
乗り物や人をおまちゃっぽくミニチュア風にできる編集で、本当に簡単な3ステップでできちゃいます。少し遠いところや高いところから見て、乗り物などが小さく見える感じの風景だととてもしっくりうまくいきます。
ちょっと僕がリコネクトのオフィスの上から見た横川の路面電車・バス風景で実践してみたので、ステップを説明しながら写真を紹介します!
まずはいつものようにInstagramを開いて投稿したい写真を選択します。
続きまして、画面右下にある「編集」リンクをクリックします。
はい、ここからが簡単3ステップのはじまりです!
ステップ1:明るさを少し上げる
ステップ2:彩度をマックスまで上げる
ステップ3:チルドシフトの直線で、上下から被写体をはさむように指でピンチインする
はい!できあがり!!
どうですかー!?簡単ですよねー!?そして、ミニチュア感どうですかー!?
っぽいですよねー!?
この僕の作品は、フォトグラファーの先生のFacebookでも紹介されました!
みなさんも空いた時間にぜひ遊んでみてください!!
おわりに・・・
ウェブクリエイターとして、ウェブディレクターとして、「写真の撮影」という知識・技術をたくさん知っておくことは、お客様のホームページ制作においても重要なこと、質の高いホームページを制作できることにつながると思い日々精進中です。
実際のお客様からのご依頼の際は、「写真撮影パック」として3万円~5万円でプロのカメラマンでの撮影サービスも用意しています。
Webコンテンツと写真は重要な関係性にあり、これからもリコネクトは「Webコンテンツとしての写真」という観点からもお客様へのサービス向上を目指して進化していきます!
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